2017/10

<< October 2017 | 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>


LATEST ENTRIES

 

CATEGORIES

 

ARCHIVES

 

LINKS

 

ADMIN

 

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

 

  • -
  • スポンサードリンク
  • -
  • pookmark


第38回 魅力




「僕らの魅力っていったい何なんだろ」と

中学の修学旅行の夜に友達と自分の魅力について話し合った思い出があります。

中途半端でうだつのあがらない学校生活を送っていた僕たちは、
それぞれの魅力が言えぬまま、
夜を明かしてしまいました。

それから数十年経った今日。

朝起きると無性にホットケーキが食べたくて、
普段行かないマクドナルドで早朝ホットケーキを食べていると、
女性の会話が聞こえてきました。

A子「私の魅力ってなんだと思う」

B子「いきなり聞かれても分からないよー」

A子「魅力って他人から公認されてようやく正式に認められるじゃん」

B子「たしかにー、ってか公認会計士って儲かりそうじゃね」

A子「たしかにー、彼氏にしたいかも」

そのあと魅力について語られることはなく、
どんな男性と付き合いたいかという話にワープしていきました。

自分を知りたいと、
考えても悩んでも、
答えがさっぱり出なくて、
他人に聞いても、
自分が何者なのか分からなかった、
修学旅行の夜。

自分に振り回され続けた自分は、
2人の会話で気付きました。

自分のことを、
相手もよく知らないし、
自分も知らない、
本当は誰もしらない。

自分を形成する魅力なんてあってないようなものだと。

分かっているのは、
大人になればなるほど、
なりたい自分が今の自分を窮屈にする。

寒いぐらいの早朝のマクドナルドの帰り道、
修学旅行の夜の空気を吸った気がした。


文/北村
イラスト/菊池


スポンサーサイト

 



(C) 2017 ブログ JUGEM Some Rights Reserved. 
designed by ホームページ制作 Tip3's │無料WEB素材 --Design-Warehouse--