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第35回 カード

4年間ずっとルームシェアをしている徳の高き先輩が誕生日を迎えました。

その日はどうしてもどうしてもババ抜きをやりたい衝動に駆られていたのですが、
いい歳の男が誕生日に2人で向かい合ってババ抜きしているのをほかのルームメイトに見られたくなかったので、パソコンで知らない三人とババ抜きの衝動を発散していたときにふと思いました。

歳をとる、時を重ねるということは、
自分には絶対に切れないカードが見えてきちゃうことなのかなと。

歳をとるたび、時を重ねるたび、自分の中でどうしても切れないカードが増えていくという実感があります。自分を含め、まわりを見ていると持てるカードの上限なんかも決まっているような気がします。

カードを切らないということは新しいカードを引けないわけで、
大切なものが増えていくたび、一枚も捨て札がない状態になっていきます。

子供の時だったら自分の持っているカードの意味すら理解できていないので捨て札だらけで、
引いては捨て、捨てては引いての繰り返しで、ただひたすら大切なカードだけ探していました。

でも大人になると子供のときに見つけた大切なカードや新たに大切にしなくてはいけなくなってしまったカードで自分の持てるカードの上限いっぱいになってしまう。

そうなると人生にスピード感がなくなってしまう気がしてさみしくて。
どうしようもなく不自由な気持ちになる。世の中の不文律ならなおさらに。

でも、潔くカードを切ったはいいが新しいカードがジョーカーだったりもする。
そうなると、はやいところ手持ちのカードを完璧にして、自分の安定を取りに行きたくなる気持ちも分かるような気がします。新しいカードを引かない期間を安定と呼んでもさほど差異はないと思います。

先輩や僕の歳の大多数が、手持ちのカードが役を作っていて1枚捨てれば、役が壊れてしまうものばかりになってきている。

同年代が揃うと必ず僕のカードを見せずに、相手のカードを見るという卑劣な行動をとるのですが、
綺麗な役が揃っている人ほどひけらかす傾向があるので見てみると、そりゃひけらかすよーってほどまぶしいのです。ロイヤルストレートフラッシュ色。僕持ってんのなんかのしおり?という感じです。

いつの間にこさえてたのーって正直焦ります。
自分で守っていた感受性さえゆらぐときがあります。

でも、パソコンのババ抜きで一番早くあがったときに思うことは、
一番早く上がってしまうのも意外にやることないなーなんて強がり混じりで思うのです。

北村


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