2017/10

<< October 2017 | 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>


LATEST ENTRIES

 

CATEGORIES

 

ARCHIVES

 

LINKS

 

ADMIN

 

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

 

  • -
  • スポンサードリンク
  • -
  • pookmark


第29回 ヤング

ただでさえ恒久な物事が少ないこの世界を、
音の速さで駆け抜けていく季節をヤングという。

刹那的な要素で構成されているのがこのヤングだ。

即物的でゆらゆらと不安定ながら、生々しく前進していくこの期間。

だから離せないし、全部が尊い。

西城秀樹がY.M.C.A.”の4文字を全身で表現する気持ちも少なからず分かる。

ヤングナウな人は毎日事件が頭の中で起きている。
解決せんと少ない思考を最大限に空転させ、この世の真理に接近して接続してしまう。

そして、なんのきなしにY.M.C.A.できなくなる。
絶唱できなくなる。ヤングじゃなくなる。

西城秀樹もたぶんもうヤングじゃないし、
この僕もヤングじゃない。

でも、このこっぱずかしい期間を実感できるうちは、
過ぎ去った季節だとしても、自分のそばに置いておきたい。どうにか残したい。

だからこそ、人や物に思い出を宿し、託す。
物忘れが激しい僕でもそれに触れれば、いつだってあの頃に戻れる。

西荻窪のブリキ星という小さなギャラリーの天井から見える空もその一部。
なくなってしまうと思うと急にいとおしくなってしまう。

ヤングには長い人生を生きる血と肉が詰まっている

北村




スポンサーサイト

 



(C) 2017 ブログ JUGEM Some Rights Reserved. 
designed by ホームページ制作 Tip3's │無料WEB素材 --Design-Warehouse--